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華麗なる恋の舞台で デラックス版
大人のためのロマンチックストーリーです。
感動間違いなし。
華麗なる恋の舞台で デラックス版
アネット・ベニング;ジェレミー・アイアンズ;マイケル・ガンボン;ブルース・グリーンウッド
価格:¥ 3,471 (DVD)
(参考価格:¥ 3,990)
発売日:2007-08-24
おすすめ度 ★★★★★
売り上げランキング:10029
1938年のロンドン。人気女優のジュリアは公私ともに幸せだった。興行主の夫は敏腕、息子のロジャーも好青年に成長。舞台の評判も上々だ。しかし、同じような毎日に嫌気がさしていたジュリアは、刺激を求め、自分に近づいてきた息子と同じ年くらいの美青年トムと激しい恋に落ちた。だが蜜月の日々は続かなかった。トムに若い女優の恋人ができたのだ。加えてその恋人に頼まれ、トムはジュリアに彼女を新作舞台に出演させてほしいと言う。意外にもジュリアはうなづくが、その胸中にはある計画があった。
エキセントリックな舞台女優の情熱的な生きかたをアネット・ベニングが熱演。激しい気性がありながらも、転んでもただでは起きない力強さをときにはユーモラスに、ときにはドラマティックに見せる。若い愛人を野心家の女優の卵に奪われた彼女が、最後に見せる復讐劇はこの映画のハイライト。舞台の上で見せる鮮やかでスリリングなどんでん返しの爽快なこと! 演技派の大女優という設定だからこそできた仕掛けであり、ジュリアという役のキャラクターとアネット・ベニングの女優魂が重なり合って見るものをクギづけにする。まさに“これぞ女優”という名シーン! アネット・ベニングがすべてのシーンをさらい、その巧さと存在感に思わずひれ伏すこと必至だ。(斎藤 香)
★★★★★ 2007-08-27 プロットが完璧っ!
最高に素晴らしかった。特に観ようと思ってレンタルした作品ではなかったけれど、鑑賞しているうちに、強烈に作品の魅力に引き込まれた。二つの点で、最高に素晴らしかった。
一つは、出演者の「表情」。あー、こんな表情ができる役者は日本にはいないな、外国の役者ってすごい、と思わずにはいられなかった。
もう一つは、作品の筋書き。筋書きが完璧だったと思う。ぜひぜひお薦めの作品です!!
★★★★☆ 2007-08-26 上質な大人のための娯楽作品、でも少し失望・・・。
イシュトバン・サボー監督作品としては、最も一般受けする作品だと思います。未だ「メフィスト」が印象的で、あの監督が娯楽作品に転じるとどうなるのか、非常に興味がありました。
個人的には「同じ娯楽作品を撮っても、サボーあたりの芸術家肌の監督が撮るとどうなるの
か」が見所でした。良いできですが、サボー独自の作家性が薄まった感があります。
キャスティングが今ひとつ。惜しまれます。
内容からみても、主演女優アネット・ベニングだけに捧げられた作品ですが、個人的には、まず第一に、彼女が英国人らしくないこと、そして観客から見ても「熱演」していることがわかってしまうことが不満でした。
ヨーロッパの人達は、米国人である彼女のように、素直に、直感的に喜怒哀楽を表現しない。しかも、彼女の夫役は、絵に描いたような生粋の英国人・ジェレミー・アイアンズ。これまた、ぴったりはまりすぎて面白みが無く、彼自身も今ひとつ冴えず、です。
一番英国人気質を表現し、良い演技をしていたのが、地味なメイド役の女優さんだったりして、拍子抜けしました。
ベニング評価について、詳しくは、英国人女優ヘレン・ミレン「クィーン」の演技と是非、見比べてみてください。
内容としては、つくづく「女は怖い!」と感じました。それを男性の監督の視点から描いた点では、かなり成功していると評価します。女のどろどろとした情念と、既に若くない、かつて成功した女優の執念ほど恐ろしいものはないことを実感。
正確には、日本語題は「華麗なる恋の舞台の裏で」だと思いました。
★★★★★ 2007-06-29 ハンガリー最強のコンビによる S.モーム「劇場」
監督はハンガリーのサボー・イシュトヴァーン、「メフィスト」(1981年)でアカデミー賞を獲得、ベルリンやカンヌ映画祭等、欧州では高い評価を受ける。
撮影は同じくハンガリー人、「海の上のピアニスト」「マレーナ」「アドルフの画集」等、ノスタルジックで美しい映像に定評のある、コルタイ・ラヨシュ。
前述の「メフィスト」他、「太陽の雫」など、サボー監督と長年一緒に仕事をするハンガリー最強のコンビ。
撮影は、主に屋外シーンは英国で、屋内は当時の雰囲気が残るハンガリーで行われた。
原作は、「月と6ペンス」で有名なサマセット・モームの「劇場」。
舞台女優として一定の評価も受け、子育ても一段落、中年に差し掛かり、惰性で毎日を過ごしているジュリア(A.ベニング)。
一方、元・俳優の夫マイケル(J.アイアンズ)も、現在は劇場の興行主として、経理と自身の体形維持にしか興味がない。
そんな2人の所へ、ジュリアのファンだという青年トムと、女優の卵エイヴィスが現れ、悲喜こもごもの騒動が巻き起こる。
原作では、ジュリアの回想として、駆け出しの頃に演技指導を受けたジミー・ラングドン(M.ガンボン)の事や、マイケルに夢中だった頃の事などが順を追って語られるが、映画では省かれた為、ラングドンの位置付けが「亡霊」という形でやや難解になった点と、かつての「情熱的な恋と結婚」の成れの果てである「現在」との対比が希薄になった事は少し残念。
ベニングは、生き生きと感情豊かに気ままなジュリアを演じ、見ている者を惹きつける。
また、エレガントでシニカルな紳士はアイアンズのはまり役。
ロケーション、衣装、選曲ともに、1930年代の「ヨーロッパ」が見事に再現され、見ているだけでも楽しい。
(ほんの一瞬ですが、楽屋のジュリアを呼びに来る劇場スタッフの役で、アイアンズの次男、マックス君も登場します。)